「画像収集を簡単にしたい」
「LPをコメント付きで保存したい。でも、手書きコメントは見にくくなるから避けたい」
「複数のLP画像を一覧表示して確認したい」
私も、LPの勉強を始めてからこのような悩みを持ち、良いツールはないかと探していました。
そんなときに出会ったのが、画像や動画などの素材を収集・保存し、コメントを簡単に残せる「Eagle」です。
直感的に操作でき、視覚的にも見やすい素材管理ツールを探している方は、最後まで読んでみてください。
LPを視覚的に見やすく保存できないもどかしさ
セールスライティングを学び、LPを収集するようになってから、1枚の縦長画像の保存方法に悩んでいました。
LPで使われているキャッチコピーやターゲット、ベネフィットなどの表現方法や文字の大きさ、配置を、画像を見ながらメモしたかったのです。
確かに、Chrome拡張機能の「GoFullPage」を使えば、PNGやPDFとして画像保存することは可能です。
しかし、コメントを手書きでしか入れられなかったり、PDFを毎回1つずつ開いたりしなければならず、視覚的に見やすくまとめることは困難でした。
Notionは慣れていないと直観的に操作するのが難しかった
それならば、メモや画像などを集約できる万能ツール「Notion」で保存するのはどうだろう?
先日SNSで配布されていた「書籍を一覧でまとめられるNotionのテンプレート、使えないかな?」
確かに、書籍の表紙はChrome拡張機能「Save to Notion」を使えば、簡単に画像保存できます。
しかし、Notionを使いこなせていない私は、書籍のデータベースをLP用に変更することができず、うまくまとめられませんでした。
もちろん、Notionの記事を読み漁り、時間をかけて試せばできるかもしれませんが、ツールはもっと手軽に使いたいのが本音です。
直観的に操作できるツールとはいえ、機能が増えた分、最低限の知識がないとNotionの構築は私には難しかったのです。
ドラッグするだけの超直観型ツール「Eagle」を試してみました
そんなときに出会ったのが、画像保存から整理までを直感で行える「Eagle」です。
受講しているCanva講座の講師の方が「デザイン素材を保存するのに便利で使いやすい」と紹介していたのです。
Eagleは海外のツールですが、日本語を含めた8か国語に対応しているため、言語を変更すれば抵抗なく使用できます。
また、初回30日間は無料なので、使いやすさや自分の使用環境に合っているかなども充分試せます。
さらに、GoogleやAmazon、Microsoftなど、世界中の優秀なデザインチームにも信頼されているツールなので、安心です。
私がEagleを選んだ5つの理由
私がEagleを選んだ理由は、Notionよりも直観的に使えて視覚的に見やすいツールを探していたからです。
Eagleはその点を含め、以下の5つのメリットがあります。
- 直感的に使いやすく悩まない
- 画像収集が簡単で時短になる
- 収集した画像のURLが自動保存される
- 画像に直接コメントを入力できる
- 買い切りツールで追加料金がかからない
簡単に説明していきます。
1.直観的に使いやすく悩まない
一番の理由は、詳しい説明を読まなくても、ある程度は直観的に使えるところです。
分かりやすいインターフェースで、保存やフォルダ整理も簡単にできます。
素材一つひとつにタグ付けすれば、別のフォルダに保管してあっても、タグ検索であっという間に画像抽出も可能です。
Eagleは、一度触れば基本操作は簡単にマスターできる超直観型ツールです。
2.画像収集が簡単で時短になる
画像収集が簡単にできるのも、Eagleの良いところです。
保存したい画像を見つけたら、ドラッグするように画像をほんの少し動かすだけでOKです。ページ全体や一部分のみのスクショも簡単に行えます。
Eagleを使えば、もう「画像を右クリック→名前を付けて画像を保存」という操作をする必要がありません。
複数画像をまとめて保存したいときも、画像を選択してインポートするだけなので、時短にも繋がります。
3.収集した画像のURLも自動保存される
Eagleは、画像収集と同時にURLも自動保存してくれます。
そのため、通常行う「画像を保存→URLをコピペして保存」という操作は一切不要です。
保存されたURLからサイト確認もできるため、文章や音声、動画などの管理にも役立ちます。
4.画像に直接コメントを入力できる
画像に直接コメント入力できるのも、忘れてはいけないEagleのメリットです。
手書きではないため、見た目が整います。入力したコメントを非表示にすれば、画像の視認性も損ないません。
そのうえ、コメントの順番も簡単に入れ替えできるため、キャッチコピーやターゲットなど、気になる部分からLPを分析することも可能です。
5.買い切りツールで追加料金がかからない
Eagleは、ドル決済で$29.95。日本円にして4,533円の買い切りツールなため、一度購入すれば追加料金はかかりません。(2024年3月時点)
仮に1年間しか使わなかったとしても、1か月377円という低コスト。サブスクと違い、月額料金が不要なので、長期利用するほどコスパが良くなります。
もちろん、アップデート後も無料で使えるので、安心してください。
Eagleを使ってみた感想は「直感で使えて視覚的にも見やすい」
Eagleを使ってみた率直な感想は、Notionの操作で手間取った私でも「直感で使えて視覚的にも見やすい!」でした。
画像保存やフォルダ管理が簡単なため、ジャンルごとにフォルダ分けやタグ付けをしておけば、LPの参考資料として使うことも可能です。
複数画像を比較したいときは表示サイズを小さめに、文字全体を読みたいときは大きめにするなど、用途に合わせた調整も簡単です。
また、LP画像にコメントを直接入力できるため、学んだことのアウトプットにも役立っています。
ここからは、基本操作や私が実際に使用して良かったと感じたことを紹介します。
拡張機能で画像保存やスクショが簡単にできる
Eagleで画像保存やスクショを簡単にできるよう、初めに拡張機能の「Eagle for Chrome」をダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、準備は万端。保存したい画像をドラッグするように少し動かすだけで、Eagleのフォルダに自動保存されます。
初めて試したときは、今までの画像保存方法が面倒に感じるほどの簡単さに驚きました!
「まだEagleを開いていない」と表示されたときは「Eagleを開く」をクリックして、画像をもう一度持ち上げればOKです。

画像の一部やLPのような縦長の画像を保存したいときは、拡張機能「Eagle for Chrome」の「エリアをスクショ」や「ページ全体をスクショ」などで保存できます。

ページ内から保存したい画像のみを選びたいときは「バッチ保存」も可能です。
対象画像がピックアップされたら、保存したい画像を選び「インポート」をクリックすればOKです。

バッチ保存は、キャッチコピーの練習用にと、POPの資料集めをしたときに重宝しました。
ただし、保存対象のWebページをスクロールしないと、下の方の画像が反映しないケースがある点だけ注意してください。
画像のURLが自動保存される

保存した画像はURLも自動的に保存されるため、後日Webサイトを見返したいときにも便利です。
SNS投稿で残しておきたい画像や文章があるときにも、役立ちます。
今まで、資料集めをするときに行っていたURLのコピペ作業が不要になったのが、嬉しすぎます!
画像の重複保存を防げる

Eagleに画像がすでに保存されているときはポップアップで教えてくれるため、重複を防げます。
ただし「エリアをスクショ」や「ビジブルエリアをスクショ」は、サイズや位置によっては保存済み画像と同一とみなさず、似た画像が保存されるケースはあります。
重複を防げれば、データ容量の圧迫防止にもなるので良いですね。
画像を回転させて見やすくできる

保存した画像が横向きで見にくいときは、画像を回転すれば見やすくなります。
- 縦にしたい画像をダブルクリックする
- 画像右上にある「回転」マークをクリックする
クリックするたび画像が90度ずつ回転するため、保存したい角度になるまで続ければOKです。
読むことに労力をかけてしまう横向き文字の角度調整できるのは、ありがたいですね。
タグをまとめて付けられる

まとめて画像を保存して時短になったのに、タグ付けで時間を取られては本末転倒です。
そんなときは、タグをまとめて付けることも可能です。
- 同じタグを付けたい画像を範囲指定する
- 画像が離れていて範囲選択できないときは、Shiht+クリックで画像を指定する
- 右側の「新しいタグ」をクリックし、タグを追加、もしくは作成済みのタグを選ぶ
すると、選択した画像すべてに同じタグを付けられます。
以前から保存していた画像に、あらたなタグを追加したいときにも役立ちました。
フォルダの中から、指定したタグの画像のみ抽出できる
1つのフォルダの中から、指定したタグの画像のみを抽出することも可能です。
フォルダとは別にタグも指定しておけば、LP画像を要素分解(ヘッドライン、ボディコピー、クロージング)して保存したときに、必要な要素のみを抽出しやすくなります。
たとえば、LPのフォルダからヘッドライン(ファーストビュー)の画像のみを抽出するときの手順は、以下のとおりです。
初めに、LPのフォルダを開き、上部にあるタグをクリックします。

タグのアコーディオンが開いたら、ルールの「AND(かつ)」を選び、表示したいタグ「LPFV」をクリックします。

すると、あらかじめLPFVのタグを付けておいた画像の一覧が表示されます。

タグ付けは、複数のLPの大きな塊だけをまとめて見たいときに便利です。
また、すべての画像の中から、指定したタグの画像のみをチェックしたいときにも使えます。
「女性向け」「男性向け」「○○ジャンル」など、タグ付けするのも良いですね。
PC内の画像をEagleにコピペするのも簡単にできる
PCに保存されている画像をEagleへコピペすることも可能です。
ただし、Web上の画像を保存するときと違い、Eagleへ直接ドラッグが必要です。

とはいえ、コピペしても画質は落ちないので安心してください。
PCに保存してあった画像をEagleに移動したら、画像管理が楽になりました。
Eagleに保存されている画像のエクスポートも簡単にできる
「Eagleに保存した画像を使いたい!」と思っても、PCに保存していなければ使えません。
そこで活躍するのが、エクスポート機能です。
初めに、画像を選択し、右側の「エクスポート」をクリックします。

詳細画面が開いたら「指定した形式/サイズでエクスポート」を選択してください。

保存したい画像「タイプ」を選び、保存する「名前」を入力したら、エクスポートをクリックするだけでOKです。

画質の劣化が心配だったため、試しに画像を459%まで拡大してみました。

結果、元々PCに保存されていた画像とエクスポート後の画像を見比べてみても、画質の差は分かりませんでした。
違いは、画像のデータサイズが287KB→138KBに圧縮されていたことくらいです。
私は、直接データを使用できるよう、Google ドライブと連携し、ストリーミングを有効にしました。
ストリーミングを設定すると、PCの容量を圧迫せずに画像保存ができるのもメリットです。
保存した画像にコメントを入力してアウトプットできる
Eagleは、保存した画像に自分なりの分析内容を入力してアウトプットできます。
初めに、コメントを書きたい画像をダブルクリックします。
続いて、画面右上に表示された鉛筆マークをクリックし「コメントモード」にしてください。

範囲指定した箇所にコメントを入力すると、右側のコメント欄にも反映します。

一通り入力したあとにコメントの表示番号を変更したいときは、右側にあるコメントを上下にドラッグして移動すればOKです。

最後に、コメントモードを解除すれば完了です。

コメントのオンオフを切り替えれば、画像の妨げをせずにLPを保存できます。
私は、ほかにも、メモ欄に、LPを見て感じたこと、気づいたこと、読者視点で心動かされるかなども細かく書き留めています。

続けていると、ベネフィットの訴求方法や文言の目立たせ方、画像は明るい未来を予想できるものが使われているかなど、少しずつ分かってきました。
引用:LP ARCHIVE
コメントを残しつつ画像の視認性も維持できるこの機能は、とてもありがたかったです。
画像に使用している配色を確認できる
画像収集や大量の素材を整理するのに役立つEagleは、画像に使用している配色の確認もできます。

好みの色が使われている画像を見つけたら、配色一覧から色をクリックすればカラーコードを簡単にコピペして使えます。

私はCanvaで画像作成の勉強もしているため、同時に使用しても喧嘩しないカラーコードが分かるのは収穫でした。
カラー別で画像検索すれば、好みの配色とデザインをまとめてチェックすることも可能です。
買い切りツールでコスパが良い
Eagleは、買い切りツールのため、サブスクを契約するよりもコスパよく使い続けられます。
ドル決済で$29.95になり、2024年3月時点では4,533円で購入できます。
たとえば、サブスクで月額1,000円のツールを使うとしたら年間12,000円の支出ですが、Eagleなら1年で止めても半額以下です。
コスパよく使い続けるなら、買い切り型のEagleはお得ですね。
Eagleに関するよくある質問

Eagleに関するよくある質問を紹介します。
- 1ライセンスでPC何台まで利用できる?
- PCを買い換えたら、再度購入が必要になる?
- Eagleはスマホでも使える?
- PCの容量を圧迫しない?
疑問を払拭してから購入するか決めるためにも、一度チェックしてみてください。
1ライセンスでPC何台まで利用できる?
1つのライセンスでPC2台まで利用できます。
PCを買い換えたら、再度購入が必要になる?
使用していたPCでラインセンス登録を解除して、新しいPCで再登録しなおせばOKです。
Eagleはスマホでも使える?
Eagleはスマホ専用のアプリが提供されていないため、使えません。
PCの容量を圧迫しない?
Eagleは、Dropbox、OneDrive、iCloud、Google ドライブなどの外部ツールと連携しておけば、PCの容量を圧迫せず画像や素材の保存ができます。
超直観型ツール「Eagle」で画像やコメントの保存を手軽に見やすく管理できる

Eagleは、触った瞬間から直感で使えるほどの超直感型ツールのため、画像保存や管理を簡単に行えます。
また、画像に簡単にコメントを残せ、見た目を変えないので視覚的にも見やすく、LP分析にも役立ちます。
買い切り($29.95)で追加費用がかからないEagleは、LPの勉強を始めた私にとって、かなり使いやすい画像収集ツールでした。
画像や動画などの素材収集や管理に役立つツールを探しているなら、Eagleはチェックして損はありません。
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