記事の推敲に良いとされている朗読に、Wordの読み上げ機能を使ったり自分で朗読したりする人もいるでしょう。
ですが、思うように推敲が進まず限界を感じる人もいるのではないでしょうか。
Wordの読み上げ機能が肌に合わない私は、自分で朗読して推敲していると、注意していても文字を読み飛ばしてしまうことがあります。
気づかず納品して誤字が見つかったこともあり、自分の朗読だけでは限界を感じました。
一度断念したWordの読み上げ機能に再度挑戦しましたが、やはり合わない。内容が頭に入ってこないのです。
そこで見つけたのが、テキスト読み上げソフト「VOICEROID2」(=朗読ソフト)です。
VOICEROID2を使用すれば滑らかに抑揚をつけて何度でも朗読してくれるため、推敲はスムーズ。文字を飛ばして読むことがなくなり、誤字も減ります。
私もVOICEROID2を使用してから推敲や誤字チェックがスムーズに進むようになり、誤字脱字も減りました。
本記事では、朗読ソフト「VOICEROID2」を購入して感じたメリットやデメリット、実際に使用したソフトの朗読機能などもあわせて紹介します。
Wordの朗読機能が苦手な人だけでなく、noteやbrainなどを音声で聴きたい人にもおすすめのソフトです。ぜひ最後まで読んでみてください。
朗読ソフトを買ったのはWordの読み上げが合わなかったから
朗読ソフトを買った理由は、Wordの読み上げ機能を使っても記事の内容が頭に入ってこなかったからです。
無料で文字の推敲ができるWordは読み上げ機能もあるため、使いやすいと評判です。
ですが、何度試してもWordの平坦な話し方が気になる私は、文章の内容が頭に入ってこないのが悩みでした。
疲れていても極力スムーズに推敲が進められるよう、聴いていて違和感のない朗読ソフトやツールの購入・契約を検討。そして、ソフトの購入に至りました。
以下は、次章で紹介するソフトと同じ内容をWordで朗読した動画です。ぜひ、聞き比べてみてください。
朗読ソフトは自然な抑揚で読み上げてくれるのでWordより頭に入りやすい
朗読ソフトは抑揚をつけて読み上げてくれるため、内容がスッと頭に入りやすくなります。
逆に、無料で読み上げてくれるWordは平坦な話し方で「ザ・機械!」という感じ。私には、文章の内容が頭に入ってこないのが難点でした。
朗読機能のあるソフトやツールのなかには、抑揚をつけて朗読してくれる商品もあります。
機械のように平坦な朗読にはならないため、読み方が気になって内容に集中できなかったり眠くなったりすることがありません。
そのため、抑揚のある朗読ソフトは私にとって、とても魅力的な商品でした。
実際の朗読動画は、以下を参考にしてみてください。
Wordの読み上げが合わない私が朗読ソフトを選んだ理由3つ
複数ある朗読ソフトやツールのなかから私がVOICEROID2を選んだのは、以の下3つの理由です。
- 月額制と違い1度購入すればずっと使えるから
- ソフトの種類が豊富で自分好みの声を選べたから
- 1万文字でも最後まで一気に朗読してくれるから
一つずつ順番に説明していきます。
①月額制と違い1度購入すればずっと使えるから
1度購入すれば追加料金不要でずっと使えるVOICEROID2の価格は、1万円未満~2万円ほど。
購入前に悩んだ類似品ツールの「音読さん」は、1ヶ月980円で20万文字まで朗読できる最安プランがありました。
引用:音読さん
ですが、音読さんは1年間使うと11,760円。2年間では23,520円の費用がかかるため、長く使うほど負担は高くなります。
推敲は1度だけでなく、何度も朗読して文章の読みづらい部分や分かりづらい部分を修正していきます。
そのため、朗読する文字数で料金が異なるツールは、記事数や文字数だけでなく推敲に使う頻度も視野に入れなければなりません。
その点VOICEROID2は買い切りのソフトのため、1度購入すれば1ヶ月の間に何回・何十万文字推敲しても追加料金は不要。
長い目で見ると、VOICEROID2は懐に優しいソフトです。
②ソフトの種類が豊富で自分好みの声を選べたから
VOICEROID2は、複数あるソフトの中から自分が気に入った声を選べるため、推敲も楽しく進みます。
VOICEROID2を使うまではひたすら自分で朗読していましたが、何度も読んでいると文字を飛ばしたり飽きてきたりします。
読むのに疲れて内容が頭に入らず推敲が進まないことも、何度もありました。
ですが、VOICEROID2は執筆した文章をコピペして該当部分に貼り付ければお気に入りの声で何度でも抑揚をつけて朗読してくれます。
すると、読む労力を推敲に回せるため、仕事がサクサクはかどります。
③1万文字でも最後まで一気に朗読してくれるから
VOICEROID2は、1万文字でも最後まで一気に朗読してくれるツールです。
ソフトやツールによっては、文字数制限があったり1文ずつしか朗読してくれなかったりするものもあります。
ですが、VOICEROID2は一回の貼り付けで最後まで一気に朗読してくれるため、1記事を流して読んだときの内容の相違にも気づけます。
また、1記事を分割して貼り付ける必要もないため、手間もかかりません。
たとえば、別の朗読ソフトは数千文字や数行ずつ貼り付けて使用するものがあります。
「分割して貼り付けるのは手間だな……」と思っていたので、一度で操作が終了するVOICEROID2は時短にもなるソフトです。
Wordが合わない私が朗読ソフトを使って分かったこと4つ
VOICEROID2を実際に使ってみて分かったのは、思ったより簡単にソフトが使えること。
操作は簡単。ツールの該当部分に、朗読して欲しい文章をコピペして貼り付けるだけで準備OK。
あとはスタートボタンを押して朗読内容を聴きつつ執筆記事を見ていきます。
購入前に分かっていたメリット以外にも、実際にVOICEROID2を使ったからこそ分かった利点も4つありました。
- 1記事を途中で直しながら何回でも朗読してくれる
- VOICEROID2を使うと眠くならずに推敲できる
- VOICEROID2で朗読を聴くと読みづらい部分が分かる
- VOICEROID2を使えばnoteやbrainなども朗読できる
必ずしもすべての人に該当するとは限らないため、一つの参考としてチェックしてみてください。
一つずつ順番に説明していきます。
①1記事を途中で直しながら何回でも朗読してくれる
VOICEROID2は、推敲途中で修正したい言葉があったら、朗読を一時的にストップさせて文章を修正できます。
原稿とVOICEROID2に入力してある部分を修正して少し前から再スタートすれば、修正部分が綺麗に繋がっているか再度チェックできます。
実際の動画は以下をチェックしてみてください。
Wordは一時停止はできるものの、再スタートすると読み上げが初めからになるのが難点。
もちろん、Wordでも読み上げたい範囲を変更すれば修正部分から朗読してくれます。
ですが、何度も繰り返すとその分作業時間を取られるため、最小限の操作で朗読が続けられるVOICEROID2は、操作性でもWordより使いやすく感じました。
②VOICEROID2を使うと眠くならずに推敲できる
VOICEROID2を使うと、眠くならずに文章が頭に入り推敲がスムーズに進みます。
以前の私は、何度も同じ文章を読んでいると、内容が分かっているため睡魔に襲われることがよくありました。
ですが、VOICEROID2を使うとお気に入りの癒しボイスで朗読してくれるため、一気に推敲できてスムーズに作業が進みます。
そのため、睡魔が邪魔して推敲を中断することが減りました。
③VOICEROID2で朗読を聴くと読みづらい部分が分かる
VOICEROID2を使うと、朗読していて読みづらい部分が分かりやすくなります。
もちろん自分で朗読しても分かります。
ですが、何度も朗読していると読み慣れてしまうため、疑問を見逃すことがあるのも事実です。
実際に読みづらさを感じる動画は、以下をチェックしてみてください。
VOICEROID2の朗読を聴いていると記事の内容を客観的に捉えられるため、修正したほうがいいか見定めやすくなります。
④VOICEROID2を使えばnoteやbrainなども朗読できる
VOICEROID2を使えば、noteやbrainなども自由自在に朗読できます。1万文字ほどであれば、Kindle本も朗読可能。
文章をツールに貼り付けて保存すれば、スマホで音声を聴きながら移動できます。
私は、購入したnoteを車の運転中や通勤中に聴いていました。
あらゆる文章を朗読できるVOICEROID2は、推敲だけに使えるツールではありません。耳さえ使えればスキマ時間に勉強もできます。
車とBluetooth連動してもらいました✨
これで、通勤中にnoteを朗読してもらえるぞ~
片道10分でも、毎日聞けば覚えられるはず
電車内でスマホ触ってると音声流しててもほぼ頭に入ってないので、文字読んでない運転中が最適かなと pic.twitter.com/WShXc9HBp0
— 花霞さくら@ライター|量より質を提供中 (@kasumi_saku6) August 15, 2021
1度購入すればずっと使い続けられるため、月額の有料ツールを契約するよりずっとお得に使い倒せます。
Wordの読み上げが合わない私が朗読ソフトを使ってイマイチと感じたところ3つ
どんなソフトやツールにも、イマイチと感じる所はあります。
VOICEROID2も同様に、使ってみてイマイチと感じたところは以下の3つです。
- やはり機械なので、若干音程や読み方がおかしい部分がある
- 息継ぎをする場所が違う場合がある
- 大見出しや小見出しなどのHTMLもそのまま読み上げる
イマイチな部分を使いこなす方法も、あわせて順番に説明していきます。
①やはり機械なので、若干音程や読み方がおかしい部分がある
Wordの読み上げより聞きやすいとは言え、VOICEROID2も機械音のため若干音程や読み方がおかしい部分もあります。
ですが、VOICEROID2は音程を自分で調節できる機能や、読み方が違う部分を辞書登録で修正できる機能が備わっています。
以下の動画で、修正前後の読み方の違いをチェックしてみてください。
辞書登録した言葉はほかの記事で使用したときにも反映してくれるため、継続案件でよく使う言葉は一度登録すれば次からは気にならなくなります。
そのため、気になる音程は朗読中に修正すると使うたびに聞き取りやすくなります。
②息継ぎをする場所が違う場合がある
VOICEROID2は、読点を打っていない部分は息継ぎをする場所が違う場合があります。
続けて読んで欲しい文章も思わぬ所で区切られるため、聴いていると違和感を覚えることがあります。
ですが、辞書登録すれば修正できることがあるため、Wordの朗読機能よりは遙かに聞きやすく、頭に入りやすいです。
③大見出しや小見出しなどのHTMLもそのまま読み上げる
VOICEROID2は、貼り付けした文字をすべて読み上げていきます。
そのため、Googleドキュメントで執筆したHTML付きの記事を全文コピペして貼り付けると「<h2></h2>」や「<h3></h3>」など、すべて朗読されます。
「<ul><li></li></ul>」も同様です。
実際にHTMLを読んでいる動画は以下をチェックしてみてください。
スムーズに朗読させたい場合は、手動でHTMLを消していかなければなりません。
ですが、HTMLが付いていると、どの部分を読んでいるか分かりやすかったりHTMLが間違っていたりする場合に気づける利点もあります。
Wordより使いやすい!朗読ソフトは推敲をスムーズに進めてくれる良品ツール
「VOICEROID2」は、抑揚のある声で1万文字ほどの文章でも、最後までしっかりと朗読してくれる良品ツールです。
Wordの読み上げ機能が使いづらかったり、自分で朗読するのに疲れたりした経験がある人は、ぜひ一度VOICEROID2の購入を視野に入れてみてください。
推敲がスムーズに進むだけでなく、誤字脱字も防止できて仕事がはかどります。
なかには「商品を即買いするには価格的にちょっと高いかな」と感じる人もいるでしょう。
その場合は、公式サイトで2週間の無料体験版がダウンロードできます。
体験版は不要なのですぐに商品を購入したいという人は、Amazonや楽天を使えば時期によっては公式サイトより割引価格で購入できます。
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推敲をスムーズに進めてくれる朗読ソフト「VOICEROID2」は、1度購入すればずっと使い続けられるツールです。